こんにちは、ハインドです。
この記事は、
- 給料を親にせびられている状況をどうにかしたい
- 金銭的な援助を受けているので、親のいいようにされている
- 親の恩着せがましい態度が許せない
こういった方のために書きました。
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まずはじめに毒親とは、簡単に言うと子供が成長・生活していくに当たって害になる親のことです。
私自信、毒親に育てられ、ずっと周りの人達と自分は違うと感じながら生活してきました。
特に、今日お話する「お金で子どもを不幸にする毒親」については、まさに自分の父親がこのタイプで、本当に苦しめられました。
しかし、父のコントロールから逃れるために様々な努力をした結果、現在ではそのコントロールからも逃れられ、ほど良い距離感をたもって生活することができています。
そんな経験を生かし、現在毒親に苦しんでいる方に役立ててもらえるような情報提供ができればと思っています。
毒親から開放されるために、少しでも参考にしていただけると幸いです。
毒親-お金で子どもを不幸にする親の特徴
先ほどご紹介したとおり、毒親とは、子どもが成長・生活していくに当たって害になる親のことを言います。
毒親と一言に言ってもその態様はさまざまで、子どもを罵倒しひどい態度で接する親もいれば、心配して子どもの事に口を出しすぎてしまうような一見良い親に見える毒親もいます。
そんな中で、今日ご紹介するのは、「お金で子どもを不幸にする親」です。
このタイプの毒親には、
- お金を子どもに要求してくる親
- 子どもにお金を与えコントロールしようとする親
の2種類がいます。
それぞれ順番に解説していきます。
お金を子どもに要求してくる親
まず、子どもが稼いできた給料を無心する親です。
このタイプの毒親の態様は、さらに2タイプに別れ、
- 怒鳴る、けなすといった方法で子どもを恫喝しお金をせびるタイプ
- 子どもの同情心や罪悪感に訴えかけ庇護を求めるタイプ
があります。
怒鳴る、けなすといった方法で子どもを恫喝しお金をせびるタイプ
このタイプの親は、カツアゲを行うチンピラとなんら変わりありません。
怒鳴ることで子どもを怯えさせたり、バカにすることで自分の思い通りにコントロールしようとしてきます。
「恐い思いをしたくないなら金をよこせ!」
「お前は何もできない子だ。せめて金くらい稼いでこい」
と言わんばかりの態度で子どもに接します。
どんなにヒドイ親でも子どもは親に認められたいという思いを持っています。
そうすると、子どもは親に怒られるのは自分が悪いせいだ、親にバカにされないように(=親に認められるように)しないといけないと思い、親の言うことを必要以上に聞くようになります。
このタイプの親は、子どものことをお金を運んでくる道具としてしか見ておらず、
血がつながっていても親とは呼べないような存在です。
子どもの同情心や罪悪感に訴え庇護を求めるタイプ
このタイプの親は、自分は助けが必要なか弱い存在なんだということをアピールし、子どもの同情心に訴えかけます。
そして、そんなか弱い自分を助けないのはヒドイ人間だと子どもを責め立て、お金をせびります。
「外に出ればイジメられる」
「なにをやっても自分はダメなんだ」
と自分が同情されるような状況にあるということを切実に子どもにアピールするのです。
そして、子どもが働くことを促すと、
「お前はなんで私のことを分かってくれないんだ」
「なんてヒドイことを言う子なんだ」
「育ててもらった恩を仇で返すんだね」
とあたかも自分が悲劇のヒロインのように、子どもに訴えかけます。
このような親のもとで育った子どもは、親は大事にするもの、育ててもらった恩を忘れるなということを親に執拗に刷り込まれており、お金を必要としている親に対して援助しないことに罪悪感を感じます。
情に訴えかける親は、この罪悪感を利用するのです。
こういった毒親家庭の特徴としては、
- 子どもに任意性がない
- 親が働けるにも関わらず、なにかしらの理由を付けて働こうとしない
- お金の使い道が、趣味やギャンブルといった生活費に当たらない浪費
があげられます。
このように、お金を子どもに要求してくる親は、子どもを恫喝したり、罪悪感を感じさせたりすることで、子どもからお金を無心するのです。
子どもにお金を与えコントロールしようとする親
次にご紹介するのは、先ほどご紹介したお金を子どもに要求してくる親とは反対に、お金を子どもに与えることで、子どもをコントロールしようとするタイプの毒親です。
このタイプの毒親は、以下のような態様が見られます。
- 恩着せがましい態度
- お金を出してやってるんだから言うことを聞けと言う
- 自分がいないと子どもは何もできないというセリフが口癖
- 家族のためにどれだけお金を出しているかを他人に自慢する
親にお金を出してもらっているから恩があると子どもに感じさせ、親の言うことを聞かないことに罪悪感を持たせます。
そして、その罪悪感を利用し、思い通りにコントロールしようとするのです。
私の父親がまさにこのタイプの毒親で、とにかく父の機嫌に振り回され、そのときの常套句が
「誰に世話になってると思ってるんだ」
でした。
私が高校生だったときの話ですが、こんなことがありました。
その時は夏休みで、私は友人と遊びに行く約束をしており、出かけようと玄関で準備をしていました。
ちょうどそのタイミングで、倉庫で作業をしていた父が、道具を取りに家の中に入ってきました。
玄関で父は私に、
「どこに行くんだ?」
と行き先を聞いてきました。
私が友人と遊びに行くことを伝えると、ムスッとして
「ちょっと手伝え!」
と言ってきました。
私は父に、待ち合わせの時間に間に合うために今すぐに家を出ないといけない旨を伝えても父は、
「いいから来い!友達なんか待たせておけばいい!普段飯を食わせてやってるんだから手伝え!」
と私の都合などお構いなしに、強引に私を倉庫に呼びました。
このとき父は、手伝いもせずに遊びに行こうとしていた私に腹を立てているようでした。
私は父から言われたことに全く反論できず、父の手伝いをすることになりました。
そして倉庫に行き、何をさせられるのかと思えば、掃き掃除のちり取りの持ち番をさせられるだけでした。
ちり取りを持つためだけに呼び止められ、約1時間足止めされました。
遅れて待ち合わせ場所に到着した私は、友人に文句を言われました。
このような状況が私の家では日常的にありました。
他にも家族で食事をするために出かけた際、自分がお金を出すんだから店は自分が決めると言い張って怒鳴り散らしたり、いつも自分がどれだけ家族のために頑張っているのかを語ったりということもありました。
父を見ていて思ったことは、この人は自信のない人なんだなということです。
父は、自分が家族を世話しているということで自分に自信を持ちたかったんだと思います。
ただ、恩着せがましい言い方や命令強調の言い方など横柄な態度で家族に接していたので、正直、父に養ってもらっていても心から感謝の気持ちを持つことはできませんでした。
私が育ててもらったときの恩は、自分の親が毒親だと気づいたときに、すべて迷惑料として帳消しになりました。
毒親のもとで育った子どもはどのように育つか
これまでご紹介してきたような毒親のもとで育った子どもというのは、普通の家庭で育った子どもとは異なり、
さまざまな問題を抱えてしまいます。
例えば、以下のようなものです。
- 自信がない
- 悪い他人でも恩を受ければ断れなくなる
- 助けを求めている人がいれば助けないといけないと義務感を持つ
- 自分自身が同じ行為をしてしまう(他人や家族に)
- 強く言われると断れなくなる
- 人間関係がめちゃくちゃになる
このように子ども自身、人間関係で苦労をしたり、必要以上の義務感で精神的に参ってしまったりと、社会生活を送っていく上で、なにかしらの問題を抱えてしまいます。
私も上記のことでつらい時期があり、強く言われると断れない、必要以上の義務感を感じてしまうということでは、うつ病寸前までいった経験があります。
こういった問題で悩んでいる方は、すぐにでも毒親との関係を見直し、普通の生活を送れるように行動しましょう。
毒親の対処法
上でお話したとおり、私の父親もここで書いたようなお金で子どもを不幸にする親です。
そんな父親に対して試行錯誤しながら行動した結果、現在では適度な距離を置きつつ一緒に暮らすことができています。
ここからは、私の経験からそんな毒親への対処法をお伝えしたいと思います。
怒鳴る・けなすことでお金を要求してくるタイプの親への対処法
このタイプの親に対しての対処法は、まずは親戚や友人などへ相談することから始めましょう。
どれくらいの頻度で、いくら位の金額を毎回要求されるのかを具体的に伝えるようにします。
また、どんな言葉を言われているのか、どんな態様(怒鳴る、懇願するなど)で言われているかということもしっかり伝える必要があります。
これらはメモを取ったり、録音、動画を撮っておくという方法が有効ですので、スマホを活用しましょう。
ここで重要なのは、録音・動画撮影のいずれかを必ず行うということです。
同じような言葉でも言い方一つで、そのニュアンスが異なってきます。
したがって、どのような態様でお金を要求されているのかをその場にいない人に理解してもらうために、必ず録音などを行うようにしてください。
これらの証拠を持ち、親戚や友人に相談し、自分がどれだけ危機的な状況にあるのかを伝えます。
そして、あなたの毒親との間に入って話をしてもらえるようにお願いしてみましょう。
ここで、できることなら間に入ってもらう人は、年長者など毒親に対して上からものを言える人が良いです。
立場的に下の人では、言い負かされてしまう可能性があります。
ここまでの対応ができたらしばらく様子を見ます。
しばらく経っても効果がない場合には、これは完全に親元を離れるということを覚悟するべきです。
あなたと一緒にいるから毒親は改善しないし、あなた自身にとっても辛い状態が継続するだけです。
追いかけてこれないように、親の知らない友人や土地を目指して家を出ましょう。
子どもの同情心や罪悪感に訴えかけ庇護を求めるタイプの毒親への対処法
このタイプの毒親への対処法も怒鳴る・けなすタイプの親への対象法と基本的には一緒です。
親戚や友人などに相談し、働くように一緒に説得してもらうことが基本となります。
そして、あなた自身は厳しい態度で接することを心がけましょう。
泣き言や同情を誘う言動に耳を貸さず、絶対にお金を与えない。
お金が必要ならどんな理由で必要かどうかを必ず明確に確認し、あなた自信が支払いなどを行うようにする。
仕方なくお金を渡す必要がある場合には、必要最低限しか渡さない。
こういった厳しい態度で接するようにしましょう。
ちなみに、同情を誘うタイプの親には、自分のわがままが通らなくなると汚い言葉でとことん罵倒してくるタイプもいますが、そういった毒親に対しては、こちらも同じような汚い言葉で返してやりましょう。
「毒をもって毒を制す」です。
遠慮する必要はありません。
あなたの毒親が、汚い言葉という武器を使うならあなたも同じようにその言葉を使って戦えば良いのです。
対等な関係で相手をしてやりましょう。
子どもにお金を与えコントロールしようとする親の対処法
お金でコントロールしようとするタイプの親への対処法は、経済的に自立するということです。
親からの援助は絶対に受け取らない、きっぱり断るという態度が大切です。
しかし、そういった態度をとっても毒親は子どもをコントロールしようと執拗にお金や物を与えてくるでしょう。
そういったときは、
「お金を受け取っても言うことは聞かないよ!」
「お金と引き替えに何も要求しないという念書を書いてほしい」
というような意思表示を行いましょう。
私自身、念書については父に要求したことがあります。
この方法はなかなか効果的で、父はお金を無理に出そうとはしなくなりました。
ちなみに、自分自身のお財布事情が苦しくなってくると、ついついお金を受け取ってしまいそうになります。
そういったことのないように副業や転職を考えるということも検討してみましょう。
私自身、副業をしています。
普段は父の会社で営業マンをしていますが、給料という形であっても父からお金を受け取るという行為が、後々あのとき面倒をみてやったと父に言われるのが嫌なので、なるべくそうならないようにしています。
毒親のこと相談したい、グチを聞いてほしいという方へ
この記事を読まれている方は、毒親との関係について相談できる人が近くにいるでしょうか。
もし相談したり、グチを聞いてもらえる人がそばにいないのなら、以下のような悩み相談・愚痴聞きサービスというものがあるので活用してみましょう。
ココナラの「悩み相談・カウンセリングの電話相談」では、家族の深い悩みの相談から単にグチを聞いてほしいという場合まで、相談員の方が様々なニーズに電話で対応してくれます。
1分100円から利用でき深夜でも対応しているので、日中が仕事で忙しいという方でも安心です。
相談することで、
- 悩みを吐き出すことで気持ちが落ち着く
- グチることでスッキリする
- 人に話すことで考えがまとまる
- アドバイスを受けることで親子関係を修正できる
- 自分の悪いところ、相手の悪いところに気づける
といったメリットがあります。
ストレスを溜め込むと毒親の些細な欠点に対してイライラしやすくなり、トラブルの元になってしまいます。
溜め込む前にこまめにガス抜きをして、毒親とのトラブルを防ぐことが大切です。
よければ活用してみてくださいね。
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まとめ
今日の記事は、お金で子どもを不幸にする毒親の特徴とその対処法でした。
よく年配の方に多いのですが、親は大事にしなさい、親孝行しなさいとこちらの状況を何も聞かずにアドバイスする方、正直いって迷惑だなと感じてしまいます。
ちなみにそういった思い込みだけでアドバイスをするような人というのは、その人自身が毒親の可能性大です!
自分の価値観を一方的に押し付けてくる過干渉タイプの毒親だと思います。
過干渉タイプの毒親については、また別記事でご紹介しようと思います。
今日はこれくらいにしておきましょう。
ありがとうござました。
~THE END~
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