こんにちは、ハインドです。
今日は、ブログを始めてからの初レビューということで、
2018年の秋に発売されたKindle Paperwhiteの第10世代(2018年 防水仕様)
を取り上げてレビューしていきたいと思います。
Kindleのレビューは、すでにいろんな方が書かれていますが、
私なりの視点で、購入を検討している方々の参考にしてもらえるように、
いろいろ書いていきたいと思います。
なぜKindleを購入しようと思ったか
よく本を読むことが好きな方のことを「本の虫」と言いますよね。
私はそこまで本を読むのが好きなわけではないのですが、ビジネス書を月に2~3冊程度読むことを目標にしています。
「読むようにしている」というのは、私が性格的に怠け者で、本を読もうと思いつつも、ついつい他ごとをしてしまい、月2~3冊の目標をクリアできていないということです。
自室にはテレビもありますし、スマホにはゲームやニュースアプリももちろん入っています。
とにかく本を読もう、勉強のためにゆっくりでも良いので読んでいこうと思うのですが、そう思えば思うほど、ついついスマホを触ったりしてしまいます。
そんな状況のなかで、どうやったら継続的に本を読めるようになるかを考えていました。
そして、「お風呂入ってる時ってボーッとしてるだけだよな~」「その時間を有効活用できればな」と思っていた矢先、たまたまAmazonを物色していると、ちょうどKindle Paperwhiteが防水仕様になって新しく発売されることを知りました。
今までは読書専用端末なんて必要ないと考えていましたが、読書を頑張るために、しかもお風呂場で使うということを考えると、防水使用のKindleなら買っても良いかもと思い、購入に至りました。
もちろん価格も考慮したうえです。
自分が購入した物(モデル・カスタム品)
- 【 2018年 秋モデル 】 Kindle Paperwhite 8GB Wi-Fi 広告あり (防水仕様)
- Digio2 液晶保護フィルム【Kindle Paperwhite (第10世代) 用 保護フィルム】
*保護フィルムは現在販売されていません。
商品ページで取り上げられているオススメポイントは本当にオススメか?!
それでは自分なりの視点でレビューしていこうと思います。
サイズ感、デザイン(電源ボタンなど)
今回購入したモデルの基本データは、薄さ8.18mm、重さ182g (Wi-Fiモデル)です。
- サイズ感
まずサイズ感について、スマホに比べると幅広ですが、女性でも片手で持てる大きさです。
長時間がっちり握っているとどうしても疲れてしまうので、少し持ち方は工夫した方が良いでしょう。
ただ、持ち方によっては親指で電源ボタンを押してしまうことがあるので、少し気を使います。
他の方のレビューを見ていると、この電源ボタンの位置が不満だと言われている方、結構多いですね。
台の上に置いて読むような場合にも、電源ボタンに触れてロック画面になってしまったことがあったので、この配置はちょっと問題アリだと思います。
デザイン的にも電源ボタンが下に付いているのは正直かっこよくないので、横などに変えて欲しいですね。
- 重さ
Wi-Fiモデルで182gです。色々なメーカーから出ているタブレットと比較しても圧倒的に軽いですね。
スマホと比較しても、私の使っているiPhone XSが177g、本体を保護するための金属製バンパーとガラスフィルムを付けているので、確実にKindleより重くなっています。
それを考えるとやっぱり軽いです。
十分片手で長時間持っていられて、疲れにくいです。
- 材質
材質は裏面が滑りにくいラバー素材になっています。
iphoneXSの表面は両面ともにガラスでできているので、よく滑って落としそうになります。
それに比べると、手によく馴染み滑りにくいので、長時間の読書に向いていると感じます。
読書専用
良くも悪くも読書専用、ここの部分が購入動機になっている方って結構多いんじゃないでしょうか。
自分もこの部分に惹かれたんですが、スマホだとメールが来たり、ニュースアプリを開いたりと読書以外のことに気を取られがちです。
本当に読書に集中したい、それ以外のことに気を取られたくないという方には良い選択だと思います。
ただ、一応ですが、「ブラウザ(体験版)」と表示されたブラウザ的なものが付いています。
ただし、ものすごく動きが遅くてほとんど使い物になりません。
すぐにフリーズして、ホーム画面に戻ってしまいます。
それからPDFもデータをダウンロードすれば見れます。
ダウンロードの作業が少し手間ですが、風呂場で水濡れのリスクにオドオドせずに仕事の資料に目を通すことができるのであれば良いのではないでしょうか。
バッテリーの持ち時間
優秀だと思います!
私の使用場面は基本的にはお風呂場です。
ゆっくり湯船につかりながら、いつも大体15分~20分くらい使用しています。
それぐらいの使用時間で2~3%程度のバッテリー消費量です。
したがって、宣伝文句にもある「一回の充電で数週間持続するバッテリー」というのは、その通りだと思います。
E Inkスクリーンで見やすい(日の下でもくっきり)
文字はくっきり見やすいです。
雑な感じもなく、本当に紙の本を読んでいる感覚です。
商品ページの通り、日の下でも見やすいですね。
むしろ日の下の方が文字がハッキリするので見やすいです。
スマホだと光が当たると本当に見えづらくなりますが、それとは対照的です。
ただ、文字を読むために最適化されているので、写真や図表が多い本に関しては、色が薄くなったりして見にくいと感じることもあります。(設定を調節するとなんとかなるのかな?)
目に優しいフロントライト搭載で疲れない
暗いところでもライトのおかげで見えやすいですね。
スマホと比べると、同じだけ画面を見ていても疲れにくいというのは実感できるレベルです。
パソコンやスマホなどでは、光が強すぎて目が痛いということがありますが、こちらは淡い明るさですので、刺激が少ないなと感じます。
辞書、ウィキペディア検索
無いよりはマシといったレベルだと思います。
正直、操作時のモッサリ感がものすごいです。
今のスマホの操作感に慣れている人がほとんどだと思うので、初めて使った時は衝撃を受けると思います。
それぐらいモッサリします!
「紙の本にはそんな機能付いてないでしょ!」ってな感じで宣伝してますが、正直言って紙の本をスマホで検索しながら読んだ方がよっぽどストレスフリーで早いと感じます。
そもそもWikipediaは誰でも編集できて様々な情報が集まるといったメリットがある一方、信憑性に問題がある情報も数多くあるという点が問題視されていたかと思います。
そのWikipediaを検索辞典に使うというのはどうなのかなとちょっと思いました。
ハイライト機能
こちらも上と同じく、モッサリ感が半端ないので正直言ってストレス以外のなにものでもないですね。
無いよりマシですが、マークした部分をほんの少し修正したいといと思い、指を動かすのですが、なかなか上手くいかない。
スマホ版Kindleアプリのハイライト機能を使ったことがある人が使うと、壊れているのかと見間違えるほどに反応が悪いです。
防水機能
防水機能については水に沈めたことがないのでわかりません。
ただ、ボディー全体に隙間が少なくフラットなデザインになっているので、水は入りにくいんだろうなという印象です。
ちなみにKindle Paperwhiteで謳われている防水機能は、“真水で水深2メートルまで最大60分耐えられる”というものなので、完全防水ではないということに注意が必要です。
その謳われている水深や耐久時間がより小さかったとしても壊れてしまう可能性はあるんでしょうね。
普段お風呂場に持ち込むときは、タオルにくるんで持って入るようにしています。
いざ使おうとタオルを外すと、水蒸気で曇りがすごいです。
夏場でも文字が読めないほどの曇りが付きますし、冬場は温度差が大きいのでなかなか曇りが取れなくなります。
お風呂の湯気で壊れてしまうのではないかと私は少し心配です。
Amazonさん、壊れないように作ってくれたと信じています!
4G接続(無料)は必要か?
自分が購入したものはWi-Fiのみのモデルですので、4G回線は付いていません。
4G回線はあるに越したことはないとは思うのですが、あえてお金を払って4G回線付きモデルを購入する必要性は、私はないと思います。
本のダウンロードってそんなに頻繁にする必要があるとは思いませんし、自宅で予め数冊をダウンロードしておけば事足りるのではないかと私は思います。
それに現在ってフリースポットWi-Fiがそこら中に飛んでますよね?
私は人口10万人ほどの田舎町に住んでいますが、普段ほとんど人のいない公共施設でもフリーWi-Fiが飛んでいます。
施設内にフリーWi-Fiの表示がなかったとしても、職員の方に聞いてみるとIDとパスワードを教えてくれたりで、意外にいろんなところにあります。
それ以外にも、大手のファストフード点ではもう当たり前にWi-Fiが飛んでいますよね。
また、スマホでテザリングすることもでき、ダウンロード環境は十分に整っています。
そんな中で、あえて4Gモデルを買う理由が、私には見つかりません。
買って良かったか?
Kindleを買ってみての率直な感想は、「ぜひ買った方が良いよ!!」ってほどではないんですが、まあ買って良かったと思います。
上にも書いてきましたが、本を読む機会をしっかりつくりたくて、なおかつお風呂に入っている時間を有効活用したいという想いが私にはあったので、その想いを実現するには、性能的にも価格的にもちょうど良いものだったと感じています。
Paperwhiteの上位モデルで、定価が倍以上するOasisというモデルがあります。
そちらのモデルも防水機能が付いていますが、さすがに買いたいとは思いません。
自分の想いを実現するためには、1万円程度がちょうど良いと感じています。
自分と同じようなメリットに共感して、なおかつデメリットになる部分については目をつむれるような方にはオススメだと思います。
こんな人にオススメ!
- 防水機能が役立つ場所で使用することが多い
- 他の機能(メールやネットなど)に気を取られずに読書に集中したい
- 読書量が多く、なるべく目が疲れないようにしたい
そして、以下の事に目をつむれる人
- ハイライトや辞書検索などは必要なく、とにかく本が読めれば良い
- 動作のモッサリ感を我慢できる
もし買うならどのモデルがオススメ?⇒WiFi 8GB 広告付きモデル
- Wi-Fi
上に書いたとおり4G回線の必要性は、フリーWi-Fiやテザリングができる環境がある現在では無いに等しいです。
- 8GB
容量については、小説やビジネス書をメインに読んでいくのであれば8GBで十分です。
ビジネス書であれば数MB、長めの小説でも10MB程度です。
一冊10MBの小説をダウンロードしたとして、単純計算で800冊の本を端末内に保存しておける!
これだけ保存できれば十分でしょう。
ただし、コミックや写真の多い本については、容量が大きい物が多いので、端末に保存できる冊数はもっと少なくなります。
- 広告付き
広告付きでも全然問題ないです。
皆さん、スマホは基本的にロック画面を設定しているかと思います。
広告画面を背景が選べないロック画面だと思えば全く気になりません。
ただし、ここでもモッサリした動きになるので、それがストレスに感じる場合はあります。
プライム会員になって安く購入
Amazonプライム会員になると、通常価格より安い価格で購入することができるようになります。
夏のプライムデーや冬のサイバーマンデーセールが特に割引率が高く、安く購入できるので積極的に利用しましょう。
まとめ
ここまでKindleについてレビューしてきました。
正直、特定のニーズがある方意外には、あえてオススメできないモノなのかなと思います。
Kindleについてのレビューは、たくさんの方がされています。
人によっては動画で実際の画面の動きがわかるようにしてくれている方もいらっしゃるので、探してみてください。
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購入の際には、よりたくさんの方のレビューを参考にして、自分にとって本当に必要かどうかしっかり考えてみましょう。
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