こんにちは、ハインドです。
今日の記事は、
- 自分の勤めている会社が、いつダメになってしまうのかわからない
- 転職しようと思うほどの自信がない
- もしも失業してしまったら再就職できるだろうか
- いざというときのために自分の市場価値を上げておきたい
こういった方のために書きました。
将来への不安がある人ってすごく多いと思うんですよね。
私ももちろんありまして、自分の家業がこの先ずっとやっていけるかどうかということが不安で仕方ないです。
読者さんの中にも自分の勤めている会社の先行きに不安があったり、
技術の進歩でAIに仕事奪われるんじゃないかって考えている方も少なくないんじゃないかって思うんです。
そして、本当にそうなったときに自分は再就職できるかどうか、その自信がないって方も意外に多いと思うんですよね。
今日はそういった方々のために、自分の市場価値を上げていく方法について、私の実体験からお話したいと思います。
スキルアップや人脈を拡げるべき理由
私がスキルアップや人脈を拡げていくべきだと考えた理由は、大きく2つあります。
- ままならない世の中だからこそ、腕一本で勝負できるようになりたい
- 新しい仕事のチャンスがつかめる
ままならない世の中だからこそ、腕一本で勝負できるようになりたい
自分が今いる業界では、他業種からの参入が増えています。
私の業界以外にも既存のマーケットでの収益不足から、他の業界で稼いでいこうと動いている企業を目にすることが多くなりました。
さらに、近年の技術的進歩ってめざましいですよね。
特に、AI技術は数年以内に主な労働力として、いままで人が担っていた役割を代替し、たくさんの人が失業するということが言われています。
人生100年時代と言われているなかで、はたして今の仕事をいつまで続けていけるのか、
食えなくなる日がそう遠くない未来に来るんじゃないかという不安が、少し前からずっと付きまとっています。
こうした理由から私は、自分自身の社会的価値を上げ、腕一本で勝負できる人間になるために、
スキルアップや人脈を拡げていこうと考えるようになりました。
新しい仕事のチャンスがつかめる
もう一つの理由は、スキルアップや人脈拡大を目的に活動しているなかで、
新しい仕事のチャンスをつかめることがあるからです。
スキルアップや人脈を拡げようとしている人というのは、パワフルに活動している人がほとんどです。
そういった人たちというのは、まわりから見ればものすごくやる気が溢れているように見え、
その雰囲気だけでも仕事をしっかりしてくれそうだと信頼を得ることができます。
そうすると、ちょっと仕事をお願いしようかという人も出てくるのです。
お願いされる仕事は、1日だけのアルバイトのようなものもあれば、
継続的に事業に関わっていくようなものもあり様々ですが、そうしたちょっとしたお仕事が副業になったり、
転職するきっかけになったりすることもありますので、スキルアップや人脈の拡大は、ぜひ行っていくべきです。
スキルアップ・人脈拡大をする方法は?―ボランティア活動
スキルアップや人脈を拡げるといっても具体的にどうすればいいのか分からない方のために、
ここでは、その方法についてお話したいと思います。
結論を言ってしまうと、ボランティア団体に参加することが一番だと私は考えています。
なぜボランティア団体なのか
ボランティア活動は、自分の空いている時間を使って参加することができ、
都会であるか田舎であるかに関わらず、活動が盛んな団体が多くあるからです。
活動している方々は、基本的に親切な方や面倒見の良い方が多く、親身になっていろいろなことを教えてくれます。
さらに、良いことをしているという自覚があるので、モチベーションにも繋がりやすく続けやすいです。
あと、サラリーマンの方は副業禁止の社内規定があるところがほとんどだと思うのですが、
そういったことも気にせずに活動できます。
どんなボランティア団体でもよいのか
ボランティア団体といってもいろいろな種類のものがあります。
清掃活動をする団体や子どもたちに勉強を教えてあげるような団体、おまつりなどでイベントの企画・運営をおこなう団体など様々です。
そんな様々な団体のなかから私がオススメするのが、まちづくりを行う団体です。
まちづくりを行うボランティア団体では、そのまちを盛り上げていく内容であれば、
とにかく限定のない活動を行っている団体があり、様々なことを経験できるからです。
また、まちが盛り上がることで賑わいが出て、商売繁盛につながるため、企業の役員の方などの参加も多い傾向です。
したがって、普段せっすることの少ない人達との人脈の拡大にもうってつけです。
ちなみに、最近読んだ本で『「どこでも誰とでも働けるー12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール」―尾原 和啓』では、
著者が実際に経験したボランティア活動で、「プロボノ」というものが紹介されていました。
プロボノとは、それぞれの個人が自分の持っているスキルを活かしてボランティア活動に参加するというもので、
近年盛んに行われているものです。
詳しい説明は、NPO法人サービスグラントのHPを確認して頂くとして、割愛しますが、
著者はこの活動を通して、自分の現在のスキルがどれくらいのものなのかを確認できることと
自分にはないスキルの学びを他の参加メンバーから得ることができる絶好の機会だと記していました。
条件が揃う方はこういったものに参加してみるのも良いのではないでしょうか。
ちなみにこちらの本は、Amazon プライム会員の方は、Prime Readingで無料で読めます!(2019年10月現在)
どんなことが学べるのか
私がオススメするまちづくりを主に行う団体では、まちづくり全般についての活動を行っていることから
様々なことを学ぶことができます。
例えば以下のような内容を学ぶことができます。
- イベントの企画・運営
- マネジメント能力
- 広報戦略
- コミュニケーション能力
ここからは、お祭りの企画・運営を例にあげてお話していこうと思います。
イベントの企画・運営能力
まちづくりを行うボランティア団体での主な活動といえば、お祭りの企画・運営です。
お祭りという大きなイベントを運営していくには入念な準備が必要です。
そのために企画書を作成し、関係団体にイベント内容のプレゼンを行い、相互に連携していくことが必須となります。
また、出店業者との打ち合わせや警備の配置の検討など、準備することは多岐にわたります。
この準備のなかで、イベントの企画・運営能力というものを身につけることができます。
さらに細かいものを言えば、文書作成能力やプレゼンのための資料の作成、
人前に出てのプレゼンノウハウなども学ぶことができます。
私の場合は、上記に加えイベントの司会進行役を任せて頂くこともでき、200人の前で司会を行いました。
生まれて初めての司会経験が200人の前での司会だったのでかなり緊張しましたが、
しっかり準備をしたおかげで無事に終えることができました。
その時の頑張りを認めてもらえたおかげで、それ以降、司会進行を依頼されることが多くなりました。
マネジメント能力
大きなイベントを成功に導くためには、一つ一つの課題の進捗管理は必須です。
また、チームごとに役割を分担し作業を行っていくので、そのチームメンバーのマネジメントも行っていくことになります。
そういったことからお祭りの企画・運営を行っていく過程で、必然的にマネジメント能力が養われていきます。
広報戦略
お祭りの企画・運営のなかには広報戦略も含まれます。
せっかくお祭りを企画してもそのお祭りが開催されていることやどんな内容の催し物があるのかがわからなければ来てくれる人も少なくなります。
一人でも多くの方に来場してもらうためには、広報戦略は重要な役割を果たします。
チラシや看板の設置では、デザインやどこに配布・配置するかの検討も含め、入念に準備していきます。
また、最近ではSNSやホームページを活用した宣伝手法も一般的になっており、
そういった新しい手法の広報戦略に関わることができる機会もあります。
コミュニケーション能力
お祭りはまち全体で盛り上げていくものなので、様々な職業、立場、役職の人たちと一緒に活動することになります。
そうすると初対面の人や気が合わない人、苦手だと感じる人と必然的にコミュニケーションを取らなければならなくなってきます。
こうした環境のなかで、今まで以上にコミュニケーション能力が培われていきます。
また、普段の会話が盛り上がらない原因の一つに、共通の話題がないといったことがあげられますが、
お祭りの話が共通の話題となるので、話題にも困らなくなったりもします。
人脈ができるというのも大きなポイント
ボランティア活動は様々な仕事や立場、役職の方が参加されているので、人脈を拡げていくことにも有効です。
私の場合、名前は聞いたことあるけどお目にかかったことのなかった企業の経営者の方や行政職員の方との人脈がひろがりました。
その他にも、多くの個人事業主の方とも繋がりができ、情報交換やプライベートでのお付き合いなども増えました。
そして、最も大きな成果は、行政のまちづくり事業に外部メンバーとして関わらせて頂くことができたということです。
スキルアップや人脈をひろげていく過程で、私としては、その場での出会いや勉強の機会を大切にしていただけなのですが、
その姿が周囲の方から評価され、副業のお誘いがあったのです。
その他にもメリットが
まちづくりの事業に関わっていると、その事業自体が自分のお客さんや友人などに認知されていることも少なくありません。
そうすると、「あの事業に関わっているんだ!スゴいね!」と褒めてもらえることも多くなります。
さらに、メディアで事業が取り上げられるようなこともあるので、その際に写真に写り込むと、
それを見たという方に、まちで声をかけられるといったこともありました。
スキルがないと思っているのは実は勘違い?!
ボランティア活動に参加するまでは自分にはスキルといえるものが一切ないと思っていました。
しかし、ボランティア活動で様々な人と関わり、そこで周りの方と比べてみると、
自分が当たり前にできていることができないという人が、意外に多いことに驚かされました。
企画の段取りの仕方やパソコンスキル、人によってはスキルはあるけど自分中心で、周りの方に配慮できない方など、
ほんとうに様々で、完璧な人なんていないんだなと改めて感じました。
スキルがある・ないは自分の頭の中だけで考えている勘違いということは十分にあり得る話なので、
ぜひ外に出て、いろいろな人と関わる中で自分の能力を評価するようにしてください。
なお、誤解のないように言っておくと、人と比べて優劣をつけるということを本当はしたくはないのですが、
転職を考えたとときには、企業からその他の応募者と比べられることになるので、
あえて比較して見るようにしています。
まとめ
将来に不安があるなら行動あるのみです。
いまの時点で転職する自信がない、アピールできるスキルがないのならこれから身につければ良いだけです。
ちょっとずつでも良いと思うので、例えば1年後に転職しようとゴールを設定し、動き始めましょう。
私自身、来年の秋以降をめどに転職活動中です。
いまの仕事の関係で、具体的な活動は年度がかわってからになりますが、少しずつ動いていければと考えています。
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